三上山と、この木なんの木
- 投稿者
- やすがわワタル
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- 麒麟がきた！
作品名
麒麟がきた！
- 投稿者
- 百年後の近江の住人
ときは２０２０年，全世界は新型コロナウイルスが蔓延，危機的状態に。その年の夏，８月１０日１８時３０分，近江の国，びわ湖の上空に吉兆を呼び泰平の世に現れる瑞獣『麒麟』が出現！ 比叡山に沈む夕日をあびて輝いた。麒麟は太陽からの希望の光を受け取るとすぐに立ち去った。 それから半年後の冬，日本国内では新型コロナウイルスが猛威をふるい，大都市の医療機関は崩壊寸前に。緊急事態宣言を発出した京都府・大阪府・兵庫県と岐阜県・愛知県に囲まれ，滋賀県は窮地に。しかし，麒麟の御加護のお陰で，緊急事態宣言の発出を免れ，ウイルスの脅威は終息に向かった。その後，この麒麟は「麒麟雲」と呼ばれるようになった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※夕日が当たっている顔の部分には，二つの目・二つの耳・鼻・口があり，頭部から頸部・背中にかけて「たてがみ」が見られ，二本の前足としっぽもあります。この積乱雲全体が１頭の麒麟になっています。 ※雨雲レーダーでは，竹生島の南側，長浜～彦根の沖合のびわ湖上に積乱雲が発生していました。このとき，それ以外の積乱雲は滋賀県周辺にありません。湖水は温まりにくく，その上空に上昇気流は発生しないので，通常，積乱雲は発生しません。麒麟の顔の部分はごつごつしており，内部で上昇気流が発生していることが分かります。発生した場所と形，タイミングが神秘的な積乱雲です。
- 写真撮影地
- 栗東市 安養寺山
No.2909